チラシ制作とデザインの苦手意識

チラシ制作の初心者のうちは、デザインという大きな壁に何度もぶつかります。
ああでもない、こうでもないと考えながら手を動かして、結局バランスの悪いデザインになってしまう、なんて経験はないでしょうか。

先輩に綺麗に修正されたチラシのデザインを見て、「ああ、僕はデザインのセンスがない。」「僕は向いてないんじゃないか」
とネガティブに考えてしまい、心が折れてしまう。
これは、多くのデザイナーが経験している、大きな壁ではないかと思います。私も何度も経験しました。

一度この苦手意識に憑りつかれると、どんな些細なことでも判断が鈍り、手が遅くなってしまいます。
自分が考えたことが合っているわけがないという思考に陥ってしまうのです。

こうなってしまったら、まずは落ち着いて、チラシ制作の本来の目的を考えてみてください。
チラシはまず読んでもらうことが大事です。デザインうんぬんより、まずは読みやすいチラシを作ることが大事です。
皆さん、チラシのデザインを始める際に、チュートリアル本のようなものを読んだかと思いますが、
そこに書いている基本的なこと。それに則って字を置いてみましょう。
こういう場合はフォントは何を使うべきか。ジャンプ率によって与える印象の違い・・・
まずはそれらをしっかり理解し、ルールに則ったデザインを繰り返し行いましょう。

チラシ制作で大事なのはセンスではなく常識です。
しっかり本を読んで、デザインの本質を理解しましょう。そうすればきっと苦手意識も無くなります。