ダメなチラシ制作の例

読み手に伝えたいことがストレートに伝わる紙面構成、
商品のコンセプトに合った、商品の価値を上げるデザインで制作されているものが、良いチラシといえます。
では、ダメなチラシはどういったものでしょうか。

ダメな例はいくつも挙げられます。
デザインが時代に合わず、古臭い。
使っている写真の解像度が低く、汚く見える等々。
チラシデザイナーではない方々が制作されたチラシによく見られるデザインです。

デザイナーではない方がチラシを制作する際に、同業他社のチラシデザインや、
デザインが好きなブランド等のパンフレットやホームページから、
デザインの好きな部分を模倣して制作することがあると思います。

しかしこれは下手をすると大きな間違いになってしまいます。
ブランドにはブランドのデザイン戦略があり、確固としたコンセプトのもと、
細部まで計算されたデザインを制作し、検討に検討を重ねた末に売り出しています。
それを完全に模倣するのは到底不可能ですし、中途半端に模倣したデザインを制作したところで、
そもそものブランドのコンセプトを理解していないまま作ってしまうことになります。
その結果、商品イメージとは全く合わないデザインとなってしまい、
間違ったイメージを読み手に与えてしまって、結果的に大失敗のチラシ制作になりかねません。

まずは、自社製品のコンセプトや強みを明確にし、世間に与えたいイメージを決め、
そのイメージに沿ったデザインでチラシ制作するようにしましょう。