説明不足なチラシ制作

今日の昼休み、部下の男の子が何やら怒っていた。
遠巻きに何が原因で怒ってるのか探ってみたところ、
どうやらお菓子の味が想像していたのと違う事で怒っているようだ。
笑い話になるかと思い、部下に何を食べているのか聞いてみたところ、
昔からある、食べたときに口に広がる刺激がウリのお菓子の新商品だった。
「これ、刺激が全然ないんですよ!」という部下。
一つもらって食べてみたところ、確かに刺激が全然ない、普通のグミだ。
「クレーム入れます!」と怒る部下をなだめて、ホームページにて商品の説明を見たところ、
小さく「食感が刺激的!」みたいなことが書いてあった。

商品パッケージを見てみたけれど、そのような記載はなく、昔からある商品の特性上、
味が刺激的と勘違いしてもしょうがない、というか、電撃がほとばしってるパッケージからは、
ほぼ全ての人がそう勘違いするだろう。

1つ100円くらいといえど、このお菓子は全国のスーパーやコンビニに並ぶのである。
部下が怒っているように、説明不足が原因で、想像と全く違ったものを購入してしまった消費者を敵に回してしまう可能性が大いにあるのである。
チラシの制作を行う際も、過不足ない説明を行うよう気を付けるべきだ。