チラシ制作とジャンプ率

ジャンプ率という言葉を知っていますか?チラシ制作には無視することのできない要素であり、
これを適当にしてしまうと、見栄えの良くない、出来の悪いチラシになってしまいます。

ジャンプ率とは、本文のサイズに対するタイトルや見出しサイズの比率のことを言います。
ジャンプ率が大きい(見出しの文字のサイズが本文の文字のサイズと比べて大きく、とても目立つ)チラシは、
躍動感や元気さなどといった印象を読み手に与え、逆にジャンプ率が小さいチラシは、落ち着いたイメージを与えることができます。

電気屋さんの安売りのチラシなどを見てみると、3Dに加工された「大安売り」といった見出しがジャンプ率がとても大きくデザインされているのをよく見かけます。
そして、IKEAや無印良品といった、おしゃれな雑貨屋やアパレル企業・美容系の広告は、ナチュラルで自然で、落ち着いたイメージを狙ってデザインされているものが多く、
それらのデザインはジャンプ率が小さく設定されているのが多くみられます。

チラシ制作時に、読み手にどのような印象を持ってほしいのか、ジャンプ率の大小でコントロールが可能なのです。