我々がチラシ制作された広告を目にする時というのは、どういう時でしょうか。
朝起きて、朝食を食べながら家を出るまでのわずかな時間だったり、
家に帰ってきた際にポストに入っているチラシを、家の中に入って靴を脱いで部屋に入ってゴミ箱に入れるまでのわずかな時間だったり。
しかも、大体は何かのついでに「ながら読み」感覚でチラシを見る方が多いのではないでしょうか。
結局、スーパーの安売りチラシだけを手元に残して、あとはゴミ箱行き。
チラシというのは、私たちの生活では取るに足らない存在です。
しかし、お店や企業にとっては、キャンペーンのPRのためには、チラシという媒体を使った宣伝は欠かせないのです。
チラシで効果を上げるには、読み手にどういうアプローチで訴えかければいいか。
アプローチの一つの手段として、単純明快に良さを伝える、ということがあります。
この、単純明快とは、単に説明を省くとか、噛み砕いてわかりやすくという意味ではなく、
「これはこういうことです」と、本質をストレートに伝えることで、
読み手は共感し、商品やキャンペーンにとって興味を抱くということです。
朝の時間のない時に、内容がよくわからない長々した文章が掲載されているチラシや、小難しい言葉が沢山並んだチラシなど、
まず見る気はしないと思います。
広告する側は、商品の良さを一番わかっているわけです。沢山PRしたい点はあると思いますが、余計な部分はそぎ落として、
一番伝えたい点を、狙っているターゲットに向けた単純明快なキャッチコピーで、
読み手が読んでみる気になるチラシを制作することが大事です。