クライアントの意思を尊重したチラシ制作

私たちは普段、クライアントから掲載内容と希望の雰囲気などをお伺いしたうえで、
クライアントの希望になるべく沿う形でチラシ制作を行っています。
掲載する内容から適切な見せ方を考えて配置を行い、綺麗に仕上げていくわけですが、
ごく稀に、お客様が下書きの状態まで作成したものを整える仕事を依頼されることがあります。

この作業で求められているのは、お客様が考えたイメージを崩さぬまま、バランスを整えたり装飾を施したりして、
デザインを昇華させることです。
お客様はデザインのことに関しては当然素人ですので、下書きで使われている表現も理屈が合ってない事があります。
その場合、デザイナーの判断でイメージを変えるべきなのでしょうか。

応えはNoです。お客様が作られた下書きには、何らかの意図が含まれています。
その意図を読み取らずにデザイナーの勝手な判断で作り変えてしまうことは、お客様にデザイナーの考えを押し付けてしまうことになります。
これは、お客様を怒らせてしまう事にもつながる、とても失礼なことです。

まずは、お客様の下書き通りに配置を行い、その形でカッコよく仕上げることを考えましょう。
何よりもクライアントの意思を尊重し、チラシ制作を行いましょう。