シルエットを使ったチラシ制作

読みやすいチラシやパンフレットなどの印刷物を制作する際には、文章だけで理解させるよりも、
写真やイラストなどのイメージを交えて、視覚的に認識させた方がより読み手の理解が得られます。
写真やイラストの他に、シルエットが使われることがあります。

人物の写真やイラストなどは、顔のパーツや体の構造など細かいところまで読み取ることが出来ますが、
シルエットはあくまで輪郭しかありませんので、わかりやすいポーズのものを選ぶ必要があります。
トレーニングジムのチラシを作るため、ストレッチをしている人のシルエットを選ぶ場合、
四肢が伸びた、人物の形状がはっきり認識できるようなシルエットが望ましいです。
人が腹筋しているような、両手両足がくっついたようなシルエットでは、
このシルエットは人なのかどうかも認識し難く、読み手を混乱させる可能性もあります。

また、実際の人物写真をトレースしてシルエット素材を作成する際には、頭の大きさや髪の毛のはね、
手首や肘、腰回りのくびれなどを若干おおげさに調整して、わかりやすく作りましょう。
シルエットなどのイメージは、読み手のチラシの理解を深めるための大切な要素ということを念頭に入れて作成しましょう。