チラシ制作と起承転結

小説などの物語は、起承転結で成り立っています。
話の発端である「起」で読み手の気を引き、
続いて興味を惹き付けるための「承」。
飽きさせないために話題を転換する役割の「転」。
話の締めくくりの「結」。

この考え方は、チラシ制作にも必要な考え方になります。
チラシ制作には、こう記されています。

原稿の配置方法は、見栄えで決めるものではありません。
読む人にストーリー性を持たせて、最後まで読みたくなるような配置にしなくてはならないのです。

伝えたいことは山ほどある。だから全部目立たせて、全部印象強くして、インパクトを残す!
みたいな配置の仕方をしていると、ダメなんです。
また、見出しはいい感じで配置したけど他は微妙、みたいな尻すぼみなチラシも印象薄になってしまいます。

このブログでも何回か書いていますが、良いチラシ制作にはメリハリが大事です。
最初に目が入るよう、大きさや色を工夫して掲載した見出しで読み手の気を引き、
飽きられないように途中で何度か見せ場を作り、最後まで読んでもらう工夫をしてこそ、いいチラシといえるのです。