公認会計士事務所の事業承継・相続に関するガイドブック

公認会計士事務所の事業承継・相続に関するガイドブック制作のご依頼を頂きました。
計12ページの冊子になります。デザイン・印刷・中綴じ加工までを承りました。

公認会計士事務所の事業承継・相続に関するガイドブック

公認会計士事務所の事業承継・相続に関するガイドブック

公認会計士事務所のガイドブック内容

■公認会計士が教える相続の最新事情
平成27年1月より改正で自宅と預金だけでも相続税の対象になります。例えば、1億円の相続財産を配偶者と子供3人で相続する場合、消費税が5%から8%になるのに比べ、なんと460%もの増です。

■「事業承継=税金0対策」
もし次のような気持ち悪さを感じていらっしゃったら、ぜひご相談ください。
・ 「株価が下がっているから今が後継者に全株式を譲渡するチャンスですよ」と言われても、なぜか実行したくない。
・ 早く後継者を決めて対策しないと相続税で大変なことになりますよ」と言われても、なぜか行動出来ない。
・ 退職金を払うと株価が下がるので、来年社長を辞めて下さい」と言われても、社長を辞めたくない。

■あるメーカーの社長Aさんの例
たたき上げで40年間頑張ってきて、今や従業員100人を超えるほどに。「事業承継」などは気にも留めずに突っ走ってきた40年。
ふと自分の余命を考えた時に、周りから「承継対策しなきゃ」と急かされるもやり方分からず。息子Bさんが40歳となり、社長職を譲って自分は会長になったものの、相変わらずバリバリと働いているAさん。
税理士先生から今のタイミングで会長から社長に自分の持ち株を全て譲渡すれば相続税の心配がなくなると言われこの際、退職したらどうかと勧められたが、
・自分の子供のように育ててきた会社から離れるのか
・息子に全てを任せて大丈夫なのか
・次の日から自分は何をしたらいいのか
心の整理ができず、Aさんは何もできないままに数か月が経ち…
ある日人間ドックを受診した結果、再検査。腫瘍らしきものが見つかって…
今まで病気とは無縁で、元気に働き続けるものだと思い込んでいただけに、Aさんは動揺します。このまま自分が亡くなったら会社はどうなるのだろうか?相続税が払えず会社をたたむなんてことにならないのか?それでは大変と、Aさんは慌ててBさんに自分の持っている株式を譲渡しようと準備を始めました。
ところが…
再検査の結果、問題ないことが分かりました。何はともあれ一安心となったのですが、これで慌てる必要なしと承継の話は何とまた振出に戻ってしまったのです。
事業承継がなかなか進まない原因はお金だけではないのです。
人間は理屈と感情で行動するもの。中でも感情の影響はとてつもなく大きいのです。
その大きさは、自分の命の期限を切られるほどの経験をしているにもかかわらず、行動を躊躇するほどのものなのです。
しかし、人間には感情があります。上記のAさんのように一からたたき上げで今の姿となった会社から、税金が安くなるから一切手を放しなさい、と言われても、感情がそれを許さないのは、ある意味当たり前のことなのです。
Aさんの安心感は生きていることの安心感だけでなく、また再び会社に関わり続けられることの安心感だったのかもしれません。

もちろん、Aさんの問題はこれで解決したわけではありません。
この話には続きが…

再検査の結果健康に異常なしとの診断を受け、Aさんはすっかり安心してしまいました。事業承継の熱もどこへやら。また以前のようにバリバリ社長業を再開していました。
この間に会社はますます業績がアップと喜んでいたある日。定期健診のついでにと、背中にできている動脈瘤を切除する手術が何と失敗。こともあろうか、Aさんはそのまま亡くなってしまいました。
会長が突然亡くなった後、事業承継が全く進んでいなかったため残された社長Bさんは多額の相続税を払わなければならない事に。Bさんは父親であるAさんの意向に従って社長となったものの、実は家業を継ぐことに納得していませんでした。
借金を背負ってまで相続税を払い、会社を続ける気はなく、何と会社を第三者に売却してしまいました。その後の会社は、社員は…
亡くなったAさんはどう思われていたのでしょうか…

多くの事例にあたって気付くことがあります。それは数字と感情がごちゃ混ぜになってしまい、結論を出す前に面倒になって承継を考えるのをやめてしまう社長が多いことです。でも考えてください。その結果、苦しむのは誰でしょうか。そうです。後に残された家族と従業員なのです。承継は、自分一人の問題ではなく、後につながる人達の一生を左右する、解決以外に道のない問題なのです。

■社長と後継者のために公認会計士ができること
当公認会計士事務所では、この事業承継という避けられない問題を解決したいと願う社長と後継者のために、このようなことをしています。

承継の目標を明確にする
まずは冷静に、自分の会社の客観的な価値を知ることから。株価評価&財務診断により会社の現状を数値化します。

経営理念を明文化する
言葉に表せない価値は伝わりません。社長が思う会社の目指すべき姿を、後継者が考えるこれからの会社の目標を誰もが読んでわかる文字に。

税金と利益のバランスを正しく伝える
気持はあってもお金がついてこなければ実行は不可能です。明文化された思いと明らかになった数字の関係を明らかに。

段階的事業承継スキーム
人間にはあまり変わりたくないという基本傾向があり、なかなか習慣を変えることはできませんが、少しずつなら自身を変化させることができるという性質も持っています。このことを理解しながら、急激にではなく、少しずつ、スキームを進めていきます。

■当公認会計士事務所のミッション
税金・資金などの不安を解消して事業承継を適切なタイミングで行いたい社長と後継者の方に、 まず、会社の価値を株価評価と財務診断で数値化することで承継の目標を明確にし、 次に、面談を通じて社長と後継者が大切にする経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)を明文化・数値化し、 そして、会計・税務の専門家の目線から、社長と後継者が知りたい利益と税金のバランスを正しく伝えることで、根拠ある数字に基づいて、納得し、自分で決断・実行できる「段階的事業承継スキーム」を提供します。

これらを通して、会社を永続発展させる幸せな事業承継を社長・後継者が自ら実現するために必要な、数字で決断の後押しをする「社長の参謀」となることを使命とします。

■当公認会計士事務所が大切にしていること
●どれだけクライアントの幸せを、気持ちを思うことができるか。
●どれだけクライアントに全てを開示していただける信頼を得られるか。
●クライアントの人生に関わらせていただけることにどれだけ感謝できるか。

■お問い合わせください
「事業承継」と聞いて、何から、どこから始めたらよいかわからない、等悩んでおられる方は多いのではないでしょうか。
御心配なさらないで下さい。変化したくない、というのがむしろ正常な脳の働きなのです。でも、そのままでは済まないのも事実。そこで公認会計士事務所の出番です。
■ 株価・財務診断
■ 経営理念抽出
■ 税額等のシミュレーション
■ スキーム実行の方法・タイミングの決定
を行います。
スキームの実行(株式譲渡、贈与etc)は別途請求となりますが、これらについては顧問税理士の先生に実行していただいても、私どもでお手伝いさせていただいても、どちらでも結構です。

公認会計士事務所リーフレット冊子制作について

事業承継の重要性・流れをイラストを交えた物語で、見る人に分かりやすい司法書士のパンフレット冊子になっております。白を基調にして、読みやすさや信頼感を大事にしたデザインの小冊子です。
公認会計士・司法書士事務所をはじめ、税理士や弁護士、法律事務所、社会保険労務士、行政書士といった、士業のリーフレット制作に多数の実績と経験があります。ノウハウを詰め込んだ読みやすくて分かりやすい、デザインのリーフレット・パンフレット・冊子の制作は是非お任せくださいませ!