チラシ制作とデザインの重み

以前、会社の後輩がチラシ制作が出来ないと嘆いていました。
彼は入社一年目のルーキーで、かれこれ8ヶ月も経つのにかっこいいチラシが作れない、デザインが出来ないことを苦に思っているようです。
以前書いたデザインの苦手意識の記事で、チラシ制作の本来の目的について書きましたが、
彼も同じように苦手意識に憑りつかれているようです。
むしろ、「デザイン」という言葉に振り回されているようでした。
デザインという言葉には、芸術性や創造性といった、少し敷居が高く感じる意味合いが含まれます。
しかしその辺の要素を求められているのは一握りの天才で、チラシデザイナーには特に求められていません。
我々チラシデザイナーが求められているのは、読み手の気を引く表現と読みやすい構成で、売り上げにつながる効果のあるチラシを作ることです。
デザインという言葉には、「設計」という意味が含まれます。
色々なチラシを見て、良い表現を参考にして、読み手の心に響くチラシを設計することが、私たちチラシ制作者のデザインなのです。