チラシ制作と読み手と作り手のギャップ

本日読んだ本に、こういう記述がありました。

「多くの企業は消費者へのメリットを訴えるべきところで、商品の特徴を強調している。
広告が成功しない理由で一番多いのは、自分たちの達成したことで頭がいっぱいなあまり、
なぜ相手がそれを買わなければならないかを言い忘れてしまうことだ。」

世の中には沢山の商品が出回っています。当然、自社と競合する他社製品も存在するわけで、
このような背景から、商品の制作者は、自社製品が他社製品に比べて、こういうところが優れていますよ!
こういう点は他には負けません!という切り口でのアプローチを行いがちになってしまいます。

上記に記述があるように、なぜ相手がその商品を買わなければならないのか。ということを改めて考え直し、
「こうなるためにはこの商品が有効なのか?」という、消費者が本当に知りたいことやなりたい姿をしっかり分析し、
読み手と作り手の視点のギャップをなくした、効果のあるチラシを制作しましょう。