家をキレイに保って長持ちさせるためには、壁の塗り替え・屋根修理といった定期的なメンテナンスが必要です。
しかし、「多少老朽化しても住めればいい」「家は建てたら終わりだ」と思われたり、塗装費用・リフォーム費用も高額になるため、修繕をしないまま長年放置している…という方も多いでしょう。
外壁塗装や屋根修理を検討していない方からお問合せや注文依頼をいただくためには、お客様に『外壁や屋根の塗装・メンテナンスの必要性』を意識していただくことがポイントとなります。
今回は、『築10年以上経過しているお家』とターゲットを絞ることで訴求力をアップし、メンテナンスの必要性を訴えかけました。
ターゲットを明確にするということは、チラシの反響をあげる上でも重要な要素となります。
また、「ひび割れ」「色褪せ」「チョーキング」といった外壁劣化の目安を写真で紹介することで、素人の方にも塗装のタイミングをわかりやすくお伝えしています。
写真は文字よりも情報がわかりやすく伝わります。
文字だけの説明ではわかりにくい内容には、写真やイラストといった視覚情報が効果的です。
以下、外壁塗装の必要性を訴求して集客に繋げる塗装業者のチラシについて、デザインのポイントをお伝えいたします。
塗り替えのタイミングを伝える外壁塗装のチラシデザイン
外壁塗装に関するチラシであることが一目でわかるタイトルデザイン
わかりやすいチラシを作成するためには、ターゲットにアピールしたい優先順位の高い文字は大きく、優先順位の低い文字は小さくして、文字の差別化を図ることも重要なポイントとなります。
その際、文字にイラストや装飾を施すことで、更にアピール力がアップいたします。
今回、『外壁塗装』のタイトルは、チラシの中でも存在感を強めるため、四角の枠で囲みました。
ひとつひとつ四角で囲むことで、それぞれのテキストがグッと強調されます。
独立した情報として捉えられますので、囲んでない部分よりも読み手の注目を集めやすくなります。
また、四角のボックスは立体感が出るようにデザインしておりますので、見た目にも変化があり、全体のクオリティもアップいたします。
外壁劣化写真によって塗り替えのタイミングをわかりやすく知らせる
外壁の劣化は、塗装が剥げてきたりヒビ割れたりするだけでなく、色褪せやチョーキングといった状態でもあらわれます。
しかし、素人の方からすれば、どんな状態が色褪せやチョーキングなのか判断がつきません。
「なんかおかしいけど、まあ大丈夫だろう」と、おそらくこんな感じではないでしょうか。
そういったケースを避けるためには、外壁劣化写真によって塗り替えのタイミングをわかりやすく知らせてあげると効果的です。
塗装の必要性を目に見えてわかる状態にすることで、「家の壁がまさにこんな感じだ」「塗り替えの必要があったんだ」と、共感や関心を持っていただきやすくなります。
人は自分に関係のない情報には興味や関心を示しません。
そして、チラシというのは、その大半が読まれないまま捨てられてしまいます。
捨てられないチラシにするためには、いかに読者の目を引き付けて、中身に目を通させるかということがポイントとなります。
「自社施工」「お得」といったキーワードは大きさや色を変えて強調
「自社施工」「高耐久」「長持ち」「お得」といった重要なキーワードとなる文字は、大きさや色を変えて強調し、目立たせました。
全ての文字が同じ大きさ・色・太さでは単調すぎて何も目に飛び込んできません。
強調したいワードは、本文と字の大小や太さ色に差を出してメリハリをつけ、訴求力をアップすることが重要です。
見やすくわかりやすいチラシを作成するという点においても、文字にメリハリをつけて、『ここがタイトルです』『ここが見出しです』『ここが重要なキーワードです』ということをわかりやすく読み手に示してあげることがポイントとなります。