チラシというのは、新聞折り込みにしろ、ポスティングにしろ、街頭での配布にしろ、受け取る側からしてみれば、一方的に送りつけられてくる印刷物です。
そのため、チラシのほとんどがゴミになってしまいます。
万一、チラシに書かれている情報が必要な人の手にわたっても、チラシの出来栄えによっては見向きもされずにゴミ箱行きになってしまいます。
チラシに目を向けていただくためには、何かしらの工夫や仕掛けが必要となります。
そのひとつが、質問を投げかけるという方法です。
人は質問を投げかけれるとつい答えてしまうという傾向がございます。
それは、チラシやポスターといった印刷物でも同様のことが言えます。
このチラシでは、『外壁・屋根でこんなお困り事はありませんか?』といった質問を投げかけることで、読み手の共感・興味を得ることが出来るような構成となっております。
そして、呼びかけの際には必ず具体例を挙げることで更なる関心を引きましょう。
このチラシでいうと『雨漏り』『色あせ』『経年劣化』『ヒビ』が具体例に当たります。
具体例を挙げることで訴求力をアップさせて、お客様の目線をチラシの内容へと誘導することがポイントとなります。
以下、外壁や屋根の困り事に関する質問を投げかけて共感・興味を得るチラシについて、デザインのポイントをお伝えいたします。
質問形式で共感・興味を得るための塗装チラシデザイン
タイトルは文字のジャンプ率をあげて大きく目立たせる
質問形式のチラシとして大事な『外壁・屋根でこんなお困り事はありませんか?』のタイトルは文字のジャンプ率をあげて大きく目立たせました。
さらに、【外壁】【屋根】【お困り事】といったキーワードとなる部分は、文字の大きさと色を変えて、さらに目立つようデザインしています。
紙面で一番インパクトのある箇所となりますので、チラシを見た人の目にパッと飛び込み、チラシへと引き付けます。
塗装費用の安さの理由はイラストを交えてわかりやすく解説
塗装費用の安さの理由は、イラストを交えることで、わかりやすく解説しています。
イラストがあると、イメージで理解できるため文字だけの説明よりもわかりやすくなります。
さらには、見た目の面白さもプラスされますので、デザイン性もアップいたします。
また、イラストを使用する際は、チラシのコンセプトに合った絵柄を選ぶことも大事です。
たとえば、親しみやすさを出したい時は、可愛く好感の持てる絵柄、ビジネス用の落ち着きのある感じを出したい時は、シンプルでシリアスな絵柄が良いでしょう。
イメージの大きく異なる絵柄のイラストがあちこちに点在するのも、違和感を与えてしまいますので避けましょう。
塗装・修繕価格は赤色と黄色の配色でお得感を感じさせる
「アクリル仕上げ」「シリコン系仕上げ」といった塗装・修繕価格は、お得感を感じさせる赤色と黄色の配色でデザインしました。
赤色と黄色の組み合わせは、スーパーのプライスカードや安売りの看板でもよく目にする配色です。
また、赤色も黄色も危険を知らせる色ですので、人目につきやすく誘目性が高いため、チラシで読み手の目を引きたい箇所に使用すると効果的です。
ただ、赤色はインパクトが強いため、アクセントカラーとして用いる場合は、全体の5パーセント程にとどめておくと引き立ちます。